
プライベートレッスンについて
大切にしていること
あじな動物病院行動科のプライベートレッスンは、犬の行動を「その場で正す」ことを目的としたレッスンではありません。
問題となっている行動に、いきなり取り組むことも、その行動だけを扱うことも、
そして、最初からいきなり犬に触ることも行いません。
犬の行動は、生活環境や、体と心の状態、
これまでの経験と学習など、さまざまな背景から成り立っています。
そのため、
行動そのものをいきなり扱うのではなく、
行動の背景をまず整理する必要があります。
「行動がどのような条件下で起きているのか」
「犬が今どのような状態にあるのか」
これらを整理し、科学的に評価を行います。
そうすると、
問題となっている行動がなぜ起こるのか、
その行動の「本当」の理由が見えてきます。
理由が見えてきたら、
飼い主さんと犬の生活の中で無理なく実行できる取り組みを、その理由に合わせて組み立て、
犬の行動に変化が見える段階まで、積み重ねていきます。
進め方や必要な期間は、たとえ問題となる行動が同じであっても一律ではありません。
取り組みの内容や進め方は、ひとペアごとに異なります。
あじな動物病院行動科のレッスンは、
飼い主さんが愛犬と、ご家庭で続けていける形を大切にしながら、組み立てられています。
困った行動が変わる8つのプロセス
プライベートレッスンでは、つぎのような流れで、困った行動が変わっていきます。
前半|行動の背景を整理する
1|行動を整理する
問題となる行動が、いつ、どこで、どのように起きているかを、動画・行動の記録・飼い主さんからのヒアリングを通して整理します。
2|心身の状態を確認する
犬が心身ともに健やかな状態にあるかを、健康・栄養・欲求の充足という三つの観点から確認します。
改善が必要な場合は、何をどのように変える必要があるのかを具体的にお伝えします。
3|理由を見つける
問題となる行動を犬が行う「本当」の理由を、科学的にひも解き、わかりやすくお伝えします。
4|環境や関わり方を見直す
問題となる行動を犬がなるべく行わずに済むよう、生活環境の整え方や、日常の中で無意識に起きている関わり方の見直しについてお伝えします。
それらをご家庭で取り組んでいただく内容として整理します。
ここまでで、行動の背景を整理します。
ここから望ましい行動を教える段階に入ります。
後半|望ましい行動を教えて定着させる
5|教える行動を決める
問題となる行動のかわりに、犬にしてほしい行動、出来るようになってほしい行動を、飼い主さんとご相談の上で決めます。
その行動を日常生活の中で無理なく行えるように、学習プランを作成します。
6|教え方を練習する
学習プランに基づき、飼い主さんご自身が犬に教えていけるよう、レッスンで実際に練習を重ねていきます。
7|変化を確認して調整する
学習プランに沿って犬が学び、行動が変わり始めているかどうかを、行動の記録を付けていただきながら確認します。
その都度、必要な調整を行います。
8|終了の目安を決める
十分な期間と回数をかけて、犬が望ましい行動を学び、それを飼い主さんとの日常生活の中で安定して行えるようになった時点で、レッスン終了の目安となります。
レッスンの内容・料金について
レッスンの具体的な内容、料金の考え方、初回行動カウンセリングと継続レッスンの位置づけ、回数・期間・頻度の考え方については、別ページにて、まとめてご案内しています。
※レッスンの様子は当科インスタグラムで詳しくご覧いただけます

