本ページは、実際の初回行動カウンセリングで行った整理の一例を示したものです。
実際の内容は、犬とご家族の状況によって異なります。
実際の初回行動カウンセリングで実施した、整理内容の一例
1.まず体の状態を確認しました
最初に、体の健康状態を確認しました。
痛みや強い違和感がある状態では、犬は学べません。
よって、行動は安定して変わりません。
2.行動の捉え方を共有しました
行動は、犬がこれまでに学び、経験してきたことの結果であることをお伝えしました。
3.取り組みの順番を整理しました
複数のお困りごとがある場合、
やみくもに取り組むのではなく、
取り組む前に、取り組む順序を決めておくことが大切です。
複数のお困りごとそれぞれが悪化せず、順調に解決していくよう、
順序を組み立ててご説明しました。
4.飼い主さんと犬の関係性を見直しました
犬にとって飼い主さんが、
・邪魔をする存在
・価値ある物を奪う存在
になっていないか等を確認しました。
そして、犬にとって飼い主さんが、
・困ったときに助けてくれる
・もっと価値ある物をくれる
・分かりやすい合図を出してくれる
存在となるように、解決のための方向性を共有しました。
5.練習の進め方を設計しました
例えば、吠えなどの困った行動が、屋内と屋外の両方の場所で起こっている場合、
解決の取り組みおよび練習は、
室内
↓
室内で刺激(インターホンや来客等)のある場面 ↓
屋外
の順で行います。
犬にとって刺激の弱い・少ない状況でまず練習を行い、練習で犬が学んでできるようになったことを、徐々に刺激を加えながら練習していくことを説明し、練習プランを作成しました。
6.目標に対して必要なトレーニングを明確にしました
例えば飼い主さんが、
犬が自ら衝動にブレーキをかけられる状態を目指される場合などでは、行動形成トレーニングを行うことは必須になります。
飼い主さんが何をどこまで求められるかをお伺いし、その目標に到達するために必要な内容について説明しました。
