本日の。——毎週水曜更新Instagramでみる

おいぬトークルーム11月開催レポート|トレーニング中の吠え

🐾 あじな おいぬトークルーム 11月9日(日) ご報告

「行動形成トレーニング中の吠え」について

今回のトークルームでは、下記のご質問にお答えしながら、
ご参加のみなさんと「犬をとことん知る」をテーマに、
行動形成トレーニング中の「吠え」とその理由について考えました。


◆ ご質問

「トレーニングの準備を始めると、
うちの子がずーっと吠え続けてしまいます。
おやつを食べては吠えて、むせてしまうほど。
このまま続けていいのでしょうか?」


① 吠えの理由を考える

犬種や年齢が同じでも、行動形成トレーニング中の吠えの理由は
一頭一頭ちがいます。

たとえば、ご褒美のトリーツが美味しすぎて興奮して吠える場合は、
もう少し馴染みのあるトリーツに変えたり、
空腹でない時間帯にトレーニングするなど、
少しの工夫で落ち着くことがあります。

吠える理由が分かったら、吠えずに済むように
トレーニング前の準備や環境を整える――
これを「環境整備」と呼びます。

また、飼い主さんとの関わり・活動・遊び・食事などに
偏りがある場合や、行動欲求が満たされていない場合は、
生活を整えることが吠えの改善に欠かせません。

この「生活を整える」ことについては、
11月29日(土)開催予定のあじなプレプロクラス(APPC)第17回
集中的に取り上げる予定です。
テーマは「困った行動を直すために必要な、犬の生活を整える方法」。
犬の学習の基盤となる大切な部分をお話しします。


② 犬に分かるトレーニングになっているか

次に、その行動形成トレーニングが犬にとって
「分かりやすく、だから楽しい」学びになっているかを見直しました。

行動形成トレーニングの学習内容は、

  1. どの合図で
  2. どの行動をすると
  3. どんな結果を得られるか
    という3つの関係、すなわち「随伴性」にあります。

犬という異なる種が理解でき、成功できるよう導く――
これこそが行動形成トレーニングの真髄です。

それは「我慢」や「忍耐」を教えるものではなく、
犬が理解できるように教え、できるように導く知恵と技術です。

この知恵と技術を体感したい方は、
**11月21日(金)・22日(土)開催の
『あじなで行動形成のお時間です・オンライングループレッスン』**に
ぜひご参加ください。
今回のテーマは、季節にぴったりの「クリスマス」です🎄


③ それでも吠えてしまうとき

生活を整え、行動形成を工夫しても吠えが続く場合は、
一度、個別レッスンでご相談ください。

私たちが一人ひとり違うように、
犬も一頭一頭違います。
その犬と飼い主さんに必要な解決方法を、
あなたのペアのためにご提案します。

どうか一人で悩まず、まずはお話を聞かせてください。
中西サンタが、あなたとわんこのためのプランをお作りします🎅


🌸 さいごに

「犬をとことん知る」11月は、まだ続きます。
これからもさまざまな機会を通して、
犬を愛する皆さんとお会いできることを、
心から楽しみにしています。

あじな動物病院 行動科 代表
中西 薫

「トレーニング中の吠え!」おいぬトークルームのご視聴はこちら

中西 薫
あじな動物病院行動科代表
広島県出身
1999年 北海道大学獣医学部入学
2005年 同大学自主退学
「攻撃行動の治療家」を目指し国内外(イギリス、ベルギー、トルコ、デンマーク、アメリカ、オランダ)で修行
2014年 あじな動物病院行動科開設
    (広島県廿日市市)