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レッスンの考えかた

レッスンの考えかた

あじなのレッスンには、3つの大事にしている考えかたがあります。

1、動物福祉の視点
2、犬が自ら望んで変わる
3、飼い主さんができる

1、動物福祉の視点

あじな動物病院行動科では、
犬の心身の幸福を守る動物福祉の視点から、
以下のようにレッスンを行っています。

・犬に、体罰、意図して強い恐怖を与える方法を、一切用いません。

・犬とその行動を、獣医学や動物行動学、応用行動分析学等の科学的根拠に基づいて、丁寧に考え、扱います。


・困った行動について、犬を責めたり、犬にその行動をしてはだめと、叱ってわからせようとしたりすることは、一切行いません。


・犬自らが望んで選ぶことで、その行動を変えることができるように、犬のおかれた環境を整え、犬の心身の状態を整え、犬に教育を届けます。


・犬に届ける教育は、犬が望ましい行動を行った時に犬にとって好ましい物を提供する、「正の強化」と呼ばれる手法を、主に用いて行います。

犬という動物の幸福を科学で客観的に考える。

これが、あじなのレッスンの一つめの考えかたです。

2、犬が自ら望んで変わる

困っている行動を、その場しのぎや一時的にではなく、根本から安定して変えるためには、
困った行動ではなく、望ましい行動を、
犬自身が望んで選ぶよう、犬に教える必要があります。
ですから、あじな動物病院行動科のレッスンは、犬が自ら望んで変わることを、目的とします。

犬の困った行動は、
生活環境や、体と心の状態、これまでの経験など、さまざまな事を背景に、複雑に成り立っています。

困った行動を根本から変えるためには、
まず、
「犬は今どんな状態におかれているか」
「困った行動はどんなきっかけで起きているか」
「その行動をすることで、これまで犬はどんな経験をしてきたか」
など、行動の背景を、一つずつひもといて整理する必要があります。

次に、
背景を整理すると、
犬が困った行動をする「本当」の理由が見えてきます。

そして最後に、
「本当」の理由が見えて初めて、
困った行動をその根本から変えるために必要な取り組みが決まります。

解決のための取り組みとは、
犬がおかれた環境を整えたり、
犬の心身の状態を整えたり、
犬に教育を届けることなどです。

困った行動の背景を整理する
     
困った行動の「本当」の理由が見つかる
     
困った行動を根本から変えるために必要な取り組みが決まる

このプロセスをふむからこそ、
犬を一切責めたり、罰したりせず、
犬の困った行動を根本から変えることができるようになり、

また同時に、
犬が自ら望んで選び、
その行動を変えることができるようになります。

犬が自ら望んで変わる。

これが、あじなのレッスンの二つめの考えかたです。

レッスンで行動が変わる詳しいプロセスは、
「あじな8つのプロセス」をご覧ください。

3、飼い主さんができる

レッスンでは、困った行動の「本当」の理由にあわせて、解決のための取り組みをお作りします。

取り組みには主に、環境を整えること、心身の状態を整えること、犬に教育を届けることなどがありますが、
最も大切なことは、
その取り組みを、飼い主さんがご自身で、ご自宅で、できること。
そして、無理なく続けられることです。

愛犬とともに暮らす飼い主さんご自身ができる取り組みでなければ、犬の行動を根本から変えていくことはできません。
また、暮らしの中で続けられるものでなければ、
行動は安定して変わりません。

飼い主さんができる。

これが、あじなのレッスンの三つめの考えかたです。