

あじなの行動形成トレーニング
あじなの行動形成トレーニングの世界へ、ようこそ。

このページでは、愛犬と楽しむ行動形成トレーニングの素晴らしい世界を、
行動科の道先案内人 中西薫がご紹介します。

行動形成トレーニングとは?
たとえば、
「スピン」と合図を出すと、
愛犬が目の前でくるっと回ってくれたり、
「お片付けして」と合図を出すと、
愛犬が喜んで床のおもちゃをくわえ、
おもちゃ箱に入れてくれたり。

飼い主さんが出した合図で、
愛犬が特定の行動をして、
その行動を、飼い主さんが褒めて、
愛犬が喜ぶご褒美をあげる。
これが、愛犬と楽しむ行動形成トレーニングです。
ドッグトレーニングや、トリック(芸)などと呼ばれることもあります。
犬が心身ともに健康であれば、
すぐにできて、
どこでもできて、
いつでもできて、
どの犬ともできて、
どの飼い主さんでもできて、
さまざまな行動を、
褒めて教える方法だけで、犬に教えることができます。
できた、成功を褒めることはとても大事ですが、
できなかった、失敗を叱る必要はまったくありません。
失敗が存在しないので、
犬も人も、一緒に心から楽しめる。
それが行動形成トレーニングです。
ですが、実はそれだけではありません。
行動形成トレーニングには、
犬を育てたり、
犬の困った行動を解決したりする、
すごい威力があることを、ご存知ですか?

行動形成トレーニングの威力とは?
行動形成トレーニングは、
「犬の失敗」が存在しない世界です。
愛犬にとって行動形成トレーニングとは、
どの行動をしたら、
自分の欲しい、褒め言葉とご褒美が、
飼い主さんからもらえるかを、
自ら考える、ゲーム、つまり遊びです。

「失敗」が存在しないので、
飼い主さんのガイドのもと、
愛犬はいろいろな行動をしながら、
どの行動を飼い主さんが求めているかを考え、
答えを導き出そうとします。
そして、
とある行動をした時に、
飼い主さんに笑顔で褒められ、嬉しいご褒美をもらうことで、
自分が飼い主さんの求めている「とある行動」をすれば、
自分が飼い主さんからもらいたいものを、自ら引き出すことができるのだ、ということに気づきます。
つまり、
行動形成トレーニングを愛犬と行うことで、
飼い主さんご自身が愛犬に、
「自分の行動には、自分の欲しい結果を連れてくる力がある。」と、
気づかせてあげられる、
自分の行動には価値があるということを、気づかせてあげられるのです。
自分の行動の価値を知ることは、
「自己決定権」や「自己主体性」(英語では、Agency)などと呼ばれ、
愛犬が感じる幸福度を引き上げたり、高く保ったりするために、
とても大事なポイントです。
この、行動形成トレーニングで養ってあげることのできる「自己決定権(英語では、Agency)」と呼ばれる力は、
「免疫トレーニング(英語では、Immunization training)」と呼ばれることもあり、
その名の表す通り、
日常生活で、不意に怖い目にあったり、強い不安を感じたりした際に、
愛犬がその恐怖や不安に打ち勝ったり、
また、感じた恐怖や不安から立ち直ったりすることを、根本から支えます。
自ら考え、
自ら動き、
心が幸福で、
怖がりにくく、
怖がっても立ちなおることができる犬に、
愛犬を育てる。
それが行動形成トレーニングの真の威力なのです。
素晴らしくありませんか?

行動形成トレーニングの具体的な効果とは?
行動形成トレーニングが素晴らしいことは、なんとなくわかった。
でも実際、愛犬にどんないいことが起こるんだろう?
その声に応えるべく、
行動形成トレーニングがどう愛犬に良いのか、その効果を、
具体的にご紹介します。
身近なものから、奥深いものへ、その効能を余すことなく並べています。
行動形成の世界を、どうぞご堪能ください。
1|愛犬の「暇」を解消する
2|体を動かす機会を作る
3|食事を見直し、体づくり
4|太る、は間違い
5|衝動にブレーキをかける
6|脳の認知機能を守る
7|行動のレパートリーを増やす
8|そして困った行動が解決する
9|飼い主さんをもっと好きになる
10|聴く耳を育てる
11|そして生活が便利になる
12|心の幸福度を上げる
13|恐怖に打ち勝つ力を養う
14|恐怖から立ち直る力を養う


行動形成トレーニング、どうやる?
愛犬に、
幸せに、そして健康に生きていくために必要なさまざまな力を授けてくれる、
行動形成トレーニング。
やらない理由が見当たりません。
では、どうやるか?
場所を準備して、ご褒美を準備して、教える行動を考えて、
で、褒めてご褒美をあげればいい?
いえ、そうではありません。
行動形成トレーニングで、愛犬が楽しく、さまざまな力をつけるためには、
絶対に押さえておかなければならない、肝心なポイントが、
ひとつ、あります。
それは、
愛犬が成功する割合、
つまり成功率を常に80%以上に保ってあげる、ということ。

さあ、これを教えてみよう。
でも、待てど暮らせど一向にその行動をしない、
だから、たまにしか褒められない。
これでは、
そもそも退屈だし、なにをして欲しいのかもわからないし、
愛犬はめったにご褒美をもらえないので、楽しくありません。
飼い主さんがどの行動をして欲しいと願っているのか、
愛犬がその正解にたどり着く、すなわち成功するためには、
10回中8回は、すぐにその行動を愛犬ができるように、
準備を工夫したり、ヒントを少し出して助けたり、
教える行動を簡単なものにしたり、など
私たち教える側の人間が、どんな工夫を凝らしたらいいかを、
わかっていることが必要なのです。
ここが、飼い主さんがレッスンを受けずにご自分だけで行うことが、
難しい部分ではないかと思います。
愛犬が80%以上の成功率でできる。
だから、飼い主さんとする行動形成トレーニングを、大好きになる。
だから、さまざまな素晴らしい効果を実感できる。
そのためには、
最初は、犬の行動の専門家がご案内するレッスンを受けられることを、
あじな動物病院行動科では、おすすめします。

最後に
SNSの普及により、
現在は、いろいろなトリック(芸)の教え方の一部を、動画で見ることができるようになりました。
あじな動物病院行動科の、行動形成トレーニングのレッスンでは、
このようなチュートリアル動画をSNSで見て、行動形成トレーニングを愛犬に行うことを行わないでください、
と、レッスンでお願いしています。
それはなぜでしょうか?
行動形成トレーニングは、
愛犬をよく見て、愛犬をいまいちど知り、
その犬と飼い主さんが、ふたり独自の絆を深めるための、
経験、そして、時間です。
チュートリアル動画は、
その動画で紹介された方法が、たまたまその時うまくいけば、愛犬がその行動をするようにはなりますが、それだけです。
他の誰かが、他の犬に教えた方法を、そっくりそのまま真似ただけでは、
愛犬と行動形成トレーニングを行う意味が薄まってしまいます。もったいないのです。
それどころか、
たまたまうまくチュートリアル動画の方法が当てはまらなかったばっかりに、
愛犬がその行動をできなかったり、覚えなかったりした場合に、
やっぱりうちの犬はダメなんだ、動画の犬より賢くないんだ、と、
飼い主さんが他の犬と愛犬を比べ、落ち込んだり自信をなくしてしまう、
その結果、行動形成トレーニングを嫌いになってしまうことにつながることも、決して少なくありません。
あじな動物病院行動科のレッスンには、
実際にこうした経験から、行動形成トレーニングや愛犬に、自信をなくされた飼い主さんが、これまで多くいらっしゃいました。
ですが、その中の誰ひとりとして、
行動形成トレーニングがおできにならない方はいらっしゃいませんでした。
そしてもちろん、
あじな動物病院行動科で行動形成トレーニングの道先案内人をつとめる中西薫が、断言します。
私はこれまで、
「行動形成トレーニングができない賢くない犬」に、ただの一頭も出会ったことがありません。
どうやって教え、成功に導いてあげればいいかを、教える人間がわかってさえいれば、
犬たちはみな、弾けるような笑顔で、誇らしそうに、自ら考え、動き、求める行動にたどり着くのです。

その輝く瞬間を、
あなたとあなたの愛犬とご一緒できることを、楽しみにしています。




